調査研究企画「Bosai Treasure & Future」の取り組み

防災の『宝物』と『未来』を投稿しよう!

1995年1月17日午前5時46分、神戸をはじめ、阪神・淡路地域を襲った地震は、日本で初めての近代的な大都市における直下型大地震であり、わずか15秒程度の激震が未曾有の被害をもたらしました。
時間の経過とともに、「阪神・淡路大震災」を経験していない世代が増え、震災の記憶も復興による街並みの変化とともに薄れつつある今、震災の経験と教訓がさまざまな分野において次なるステップにつながるよう、防災について未来へ継承したい『宝物』とあなたが思い描く防災の『未来』を募集します。
いただいた投稿内容は、防災の『宝物』と『未来』としてまとめ、随時発表していきます。ぜひご投稿ください。

『宝物』:Treasure

阪神・淡路大震災からの30年間で、防災について「よくなったこと」「良い変化」「昔はなかったができて良かったもの」など。きちんと活用して災害に備え、未来へとつなげたい宝物。

例)
「災害ボランティアが広まった」
「住宅の耐震化が一般的になった」
「備蓄食料や防災グッズなどを用意するようになった」
「フェーズフリー商品が増えた」
「被害情報をSNSやアプリなどから知ることができるようになった」
など、防災に関して未来へ残したいものであればなんでもOK

『未来』:Future

防災について「あったらいいな」と思うもの。あなたが思い描く防災の未来。言い換えると、未来の人が「これは間違いなく『防災の宝物』だ」と認定するようなもの。

例)
「地震が発生する場所・時間を高精度に予測するシステムができればいいな」
「避難所生活がもっと快適になる○○があったらいいな」
「災害が発生した後、誰がどこにいるのか、救助を必要としている人はどこにいるのかすぐにわかればいいな」

など、防災の未来に関するものであればなんでもOK

投稿方法

1.LINE公式アカウント「AI防災支援システム」と友だちになる。

2.募集期間中に、未来へ継承したい『防災の宝物』とあなたが思い描く『防災の未来』を投稿する。

過去の投稿例

神戸市では「1.17 Treasure & Future」を2022年1月17日から3月11日まで実施し、218件もの投稿をいただきました。
素敵な1.17 Treasure&Futureの投稿ありがとうございました。

皆さまから投稿いただいた「1.17 Treasure & Future」の一部と投稿内容に対するAI防災協議会・市職員のコメントを紹介します。

回答ID:478宝物 Treasure
1995年はボランティア元年!
災害に限らず、日本のボランティア活動はここから本格的に始まった。

Re:回答ID:478
ボランティア文化が日本に根付いたと考えると押しも押されぬ宝物ですね。(ニックネーム:ゆうさん)

回答ID:441宝物 Treasure
DMAT(災害派遣医療チーム)
日本DMATは、平成17年(2005年)に、"一人でも多くの命を助けよう"と厚生労働省により発足。
阪神・淡路大震災で「避けられた災害死」があったという認識を元に多くの課題が浮き彫りとなったことがきっかけ。
Re:回答ID:441
お医者さんのチームができたことはすごい!
今や名前を聞かないことがないDMATも!宝ですね~(ニックネーム:hiroさん)

回答ID:404宝物 Treasure
自身が被災してから各地の災害に対して無関心では居られなくなり具体的な支援、募金だけでなく被災者 被災地に思いをはせるようになった
Re:回答ID:404
最近のトルコの地震もいたたまれないですね…。誰も予想していないときに起きてしまうのが地震。(ニックネーム:ひろさん)

回答ID:480宝物 Treasure
FM COCOLO
日本初の外国語放送局。1995年10月16日開局。阪神・淡路大震災で外国人への情報提供メディアの必要が浮き彫りになって始まったそうです。
Re:回答ID:480
愛着あるのですが、開局の経緯を初めて知りました!普段は楽しいツールが災害をきっかけにできたというのはまさに宝物な気がします(ニックネーム:けい)